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Posted by - 2025.05.07,Wed
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Posted by lawrhino - 2008.04.23,Wed
今日は社交辞令として言うちょっとした言葉の英語表現。

まず『どうぞよろしくお願いします』という表現から。
自己紹介をした後や、何か物事を教えてもらうときなどに言う事が多いが、
これをそのまま英語に訳すのは難しい。

というのも日本人は基本的に”相手をたてる”事で人とうまく接するのに比べて、
英語の発想では相手も凄いが自分も凄いという発想の下にコミュニケーションを行う。

その為、例えば新人として配属された場所で自己紹介をした最後に
「何もわかりませんがよろしくお願いします」なんて言うと
「じゃあなんでソコにいるの?」となってしまう。

英語の発想ではそういった日本人の美徳である低姿勢で自分を落とす事により、
相手をたてるような会話には卑屈さや、やらしさ、ごまかしと言った感情を持つ。

しかし自己紹介で自分の事をいろいろ話しきったままではどこか締まらない印象がある。
この場合「どうぞよろしくお願いします」ではなく、
 I'm happy to be with you.
のような言い方が適切。


次に『またのご利用を心よりお待ちしております』
よく店の店員が接客の最後に言う言葉だ。

”心より”はsincerelyが使えるのでこれを使い、
 We are sincerely waiting for you use again.
と表現する事ができそうだが、これは少し姿勢がへりくだりすぎ感がある。

英語のコミュニケーションは相手と対等である事を前提として会話するので、
次のような表現に直すことができる。

まず「心より待つ」をwaitingとすると、相手に合わせて待つという意味が込められるので
へりくだった印象になる為、代わりにbe looking forwardを使う。
use againで「再利用」するという事だがこれを店側からの視点でserveにする。
これらを繋げて、
 We're looking forward to serving you again.

これで目的の意味を持った英語らしい表現となる。




『FM89.4 αモーニング京都 ワンポイントイングリッシュ』より
パーソナリティ佐藤弘樹氏の著書:英語+α―ヨコ文字信仰タテ社会
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