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nowaからの移行先
Posted by - 2025.05.07,Wed
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Posted by lawrhino - 2007.07.10,Tue
一昨日、衣笠立命館大学前にある堂本印象美術館にいってきた。
建物の概観が特徴的で、美術館というよりも
豪邸といった感じだ。
壁には凹凸のある抽象的なデザインがたくさん施されている。

中に入って説明を見てから初めて知ったのだけど、
堂本印象というのは名前らしい。
堂本が姓だというはわかったが、
印象が名前だったとは思ってもいなくて、
きっと印象派の絵を描く人なんだろうと、
勝手に予想してたけど全く違いました。


実際の絵はというと、すごく気楽にスケッチしたものが多く、
ほとんどが風景画だった。
国内・国外問わずいろんなところに旅をしてた事が
伺える作品集で現地に行っては写真ではなく、
絵でその景色を残す為にその場で
一気に描きあげてたのだろうね。
ラフスケッチというレベルのものが多かったです。

そんな中にも現地の雰囲気が出てるものが数点あって
上手く特徴を捉えてるなと思うものはあったんだけど、
個人的にこれ、なんか好きだなと思えるような作品には
出会えませんでした。



現在、没後30年というイベントをやっています。
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Posted by lawrhino - 2007.06.03,Sun
昨晩のエントリで少し触れましたが、
相国寺美術館で伊藤若冲展に行ってきました。
伊藤若冲の描いた「動植綵絵」が約120年ぶりに
一堂に会するというイベントです。

内部は2部構成になっていて、前半が襖に描かれた水墨画、
後半はメインの動植綵絵が展示されていました。

前半の水墨画には対して興味をそそられなかったけど、
後半の動植綵絵の展示されているホールに入った瞬間に、
そこに辿り着くまでの3時間オーバーという時間を
忘れさせてくれる程のインパクトがありましたね。

まさに圧巻のひとことです。
ホール内全てが入口から見渡せるパノラマビューになっていて
四方の壁に若冲の色とりどりの絵が展示されています。
久し振りに絵を見て興奮しました。

動物の細部までを緻密に描きこまれているのが印象的でした。
魚を描いている絵があったんですが、
若冲は海に行った事がなかったらしいにも関わらず、
今にも動き出しそうな躍動感ある描画には驚きました。

ただ全ての動物に共通して目が同じ形だったのが
面白かったです。

丸の中に丸を書いただけ単純な目で
水墨画のとこにあった虎の目も、
動植綵絵にあった鶏の目も、魚の目も全て同じ形に見えました。
やはりあれだけよく観察して細部まで描きこむ人でも
目を描くのは難しいんでしょうか。
それともなにかこだわりの元に描いていたんでしょうか。



絵の見方なんて人それぞれだと思いますが、
自分の場合、書き手の理由を考えながら見るのが好きで
何故この対象をここに配置したんだろうとか、
鴈の群れの中で一匹だけ色の違うのがいるけど、
どうしてこの一匹にしたんだろうとか
ついつい理由を考えてしまいます。


そんな中で一つ素朴な疑問。
私は義務教育以来、絵なんて描いた事がないんで感覚が分らないんだけど、
絵を描く人達は絵を描き始める時、どの部分から描き始めるんでしょう?
どこから描き始めたらいいかって難しい問題だと思いませんか?
なんとなくそこで最後の印象まで決まっていくんじゃないだろうかって
思ってしまいます。
だってコンピューターと違ってやり直しがきかないじゃないですか。
Posted by lawrhino - 2007.06.03,Sun
付き合いで相国寺美術館に行ってきた。
特に美術に興味があるわけではないんだけど話を聞くと、
随分と評判のイベントらしい。

内容はというと江戸時代中期の人で伊藤若冲という絵師の
絵画が一堂に会する百年に一度といわれる程の珍しいイベント。
ということは混雑するだろうというところまでは容易に想像される。
さらに明日が最終日らしい。


そして到着。


やってくれました。
期待(人が少ない)を大きく裏切る光景にただただ圧倒されましたね。
待ち時間なんと2時間40分!!
付き合い始めのカップルだと間違いなく別れの危機が訪れるよこりゃ。
まぁヒューマンウォッチングでもしながらのんびり過ごすか。

一応並ぶ事になったので最後尾に。

並び初めてすぐに周りのメンバーが変わらない事に気付く。
だって単純に平行移動しながら前に進んでるだけだもんね。
あたりまえだけど…。

早々にヒューマンウォッチングも終え、
あとはひたすら時間の垂れ流しをするのみ。
こんな時、予め準備のいい人だったら本の一つでも
持ってきてるんだろうね。
今度こういった機会があれば、必ず暇つぶしができるだけの
準備はしていこうという事を学習した一日でした。


以上。



え?絵の感想はって?
入館前に力尽きたのであまりよく…(汗


というのは冗談で、実は凄く良かった。
絵心がまったくない自分でも物凄く感動させるものがありましたね。
またの機会にその辺の事書いてみよう思ふ。
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